2017市総合防災訓練に多言語通訳を派遣
 

 2017年9月24日(日)市総合防災訓練に於いて、KIFAでは今回の訓練にブースでの通訳対応を含めベトナム、中国、ミャンマー、英語、ハングルの通訳を派遣しました。
  
 
 KIFA通訳ボランティアが約100名の参加外国人に対応し、ベトナム、中国、ミャンマー、フィリピン、モンゴル、カンボジアなどの参加者が、消火、煙、放水体験、AED、炊き出しの試食、災害ボランティアネットワークの説明などを体験しました。
    各言語別に分かれ、まずはボランティア通訳が説明し、いよいよ体験です。煙体験では、煙は上に上がる速度が速いので、可能な限り体制を低くし上には逃げず水平に逃げるなど、通訳から災害時避難のポイントなどの説明も行われました。
 消防隊の救助訓練を見学した際は、高い建物からの人命救助や消防隊がロープで降りて来る様子に目を見張り、救助用の消防車では掘削機やチェーンソーなどさまざまな機材が搭載されているのを見聞きし、消防車の乗体験もとても人気でした。
 
 参加外国人は防災について座学で学んだ後の訓練参加だったそうで、実際に体験して覚えることによって、これまで以上に理解が深まったそうです。
 参加者は日本で暮らす母国の人に通訳をしてもらったことが、とても嬉しかったようですが、通訳ボランティアは、自国の人のために通訳することが役立ったことをとても喜んでいました。
 当日は、言語別に非常用持ち出し品リストや内科、外科などの多言語問診票が配布されました。
最後に災害ボランティアネットワークの会場で、外国人対応や震災についての説明を受け、かまたんと一緒に記念撮影をして訓練を終了しました。

 

 今回の訓練を通して、これまで以上に在住外国人の多様化、増加が進んでいること、各ブースや行政などの「やさしい日本語」の周知や必要性などを感じる訓練となりました。
ベトナム、中国、ミャンマーでは、各言語通訳に加え英語通訳ボランティアと2名体制で通訳を配備しました。ブースでは、ボランティア通訳がいることで対参加日本人への説明と同じ形で行われていますが、防災用語は難しい言葉が多く、日本語から英語、英語からその他言語への二重通訳が必要な場面もありました。
 外国人住民への対応は、翻訳、通訳ありきではなく、防災訓練が日本語でどう伝えるかを考えるきっかけにもなればと感じました。